”有松”は慶長13年(1608年)尾張藩により開かれました。東海道を往来する旅人の土産物として絞り染め(有松絞り)が考案され、以降有松絞りとともに有松のまちは発展しました。天明4年(1784年)の大火で村は焼失しましたが尾張藩の援助もあり20年程で復興、明治後期から昭和初期にかけてもっとも繁栄しました。東海道沿いには今なお絞商の豪壮な主屋など数多くの伝統的な建物が残っております。 「街かど消火ハリアー」の設置は名古屋市立大学・工学博士志田教授の推奨を頂き名古屋市観光文化交流局歴史まちづくり推進室、緑消防署、消防団そして地区の防災ご担当者のご協力にて実現いたしました。 また、この地区は”日本遺産”にも認定されています。今は新型コロナ禍の真っただ中ですが、近くには桶狭間古戦場もあります。いつか、往時を偲ぶ旅に出かけてみませんか。 設置後に再度写真と共にご報告いたします。
下記写真は、昨年「ハリアー」を使用した防災訓練の様子です。
「有松・鳴海絞会館」横駐車場にて放水体験
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