2023年9月1日は関東大震災から100年の年です。多くのTVが特集を組みその中でもNHKの特集ではこの“大火”を当時の学者の記録と最新技術を駆使した映像で現在の学者達が原因を解明していました。“飛び火”による多発出火、当時の屋根の構造、地震による瓦のずれへの着火、そして強風(火災旋風も含め)などがその結論でした。
そこで、取扱品「街かど消火ハリアー」も延焼・類焼(飛び火)防止の効果を説明しておりますので、TV映像を見ながらその効果を考えておりました。国内の水道事情は格段と向上しており、出火の初期段階であることや“飛び火”の消火であれば必ずや効果ありと確信致しました。消火器も残念ながら類焼防止の効果としては限定的です。
7年前の“糸魚川大火”でも自宅の散水ホースで水をかけ続けた1軒だけが焼失を免れていました。洗車や庭撒き用ホース・ノズルでも一定の効果はありますが、圧倒的に放水能力が高くホースも潰れることなく確実に消火作業を行える消火道具は「街かど消火ハリアー」「街かど消火栓」以外にございません。
岡山県津山市内の伝統的建造物群保存地区“城東”では、この“延焼防止”目的で「街かど消火ハリアー」5台が設置されました。今後は類焼・延焼防止対応機器としてのご相談もお待ちしております。
最期に、9月より個人事業者となりますが「街かど消火ハリアー」「街かど消火栓」の業務体制は全く変りませんのでご安心下さい。また、新たな消火剤:AVDの製品化研究も行っておりますので、併せましてこれからも引き続きのご愛顧を賜わりますよう御願い申し上げます。なお、住所、連絡先等一切変更はございませんのでホームページ内にてご確認ください。
2023年9月吉日
街かど防災ラボ
代表 佐藤栄紀