A : 実際の火は熱くなりますので、近くに寄れません。まずは遠くから飛ばせること。次に水は冷却効果ですので燃えているものに大量の水を広範囲に無駄なくかけることが肝心です。但し、火災の状況はまちまちですので消火実験の様子をご覧ください。

A：水圧も水量もその蛇口から出る水は限られています。地域によりその差はありますが一般的な散水ノズルは先端を絞る構造ですので、遠くへは細くなり、大量に放水させると遠くへ飛びません。開発ノズルは全く違う原理を使用していますので、水に途中で勢いをつける仕組みになっていますので遠くへ大量の水を広範囲に飛ばせます。ただし、水圧の違いは放水距離等に影響します。水道圧が低いところはやはり距離は落ちます。しかし、水量は水道管経によりますので距離は落ちても放水量が変らなければ大量に広範囲に飛びますので消火効果は有ります。放水条件等は仕様書をご覧ください。散水ノズルとの比較消火実験も行っております。

A：蛇口を全開にして先端を締め切った状態で0.2Mpa以下ですとやはり距離は出ず、勢いが弱くなりますので、放水は近くから行うことになります。現状では、その数値以下になるケースとして坂下から坂上へ相当な距離を圧送していたことや、使用者が節水の為、途中のバルブを閉めていたことはありました。

A : 通常の保管（収納箱やバッグ）、通常の使用状況（年3回程度の訓練）でしたら10年は十分持ちます。しかし、耐火性（直火）はありません。メーカー試験は-5℃から60℃です。荷重試験やねじれ試験は非常に高性能です。小学生１クラス全員がホースに乗っても放水力は落ちず止まることなど全くありません。ぜひ試して体験してください。

A：水道の蛇口は住宅や事務所ビル等結構外部にあるものです。本体を設置するときに事前使用場所を決めておきましょう。但し、公園などはいたずら防止や節水の為に自動止水のものや跳ね返り式がありますがそこには接続できません。蛇口先端が四角や大きなものも接続不可能です。建物外部に無い場合は、洗濯機の自動給水栓に接続が可能なアタッチメントもございます。

A：両製品とも先端ノズル内部以外の不具合はすぐにわかります。水が漏れますので。ホースがどこか傷ついた場合でも修理は可能です。ノズルの不具合で１件ありました。訓練放水をしたところ５本ノズルの１本からの水が全く飛ばず、何か詰まって、いるようでしたので、先端を覗くと小さな丸い虫が入っていました。その様に放水を行うと不具合カ所はすぐにわかります。我々専門が毎年行って点検をする必要はありません。何か不都合なことがあれば電話でお答えできますが、設置から３年程度経過しましたら水道状況も含め一度くらいは、業者に点検を依頼した方がよいかもしれません。有償になりますが。

A：消防法上の制約を受けている製品ではありませんので、一般住宅の周辺に設置するのは自由ですが、一般住宅以外の建物はすべて消防法上の防火対象になっていますので、事前に所轄の消防さんに了解をもらっておくと良いでしょう。１１階建てのマンションでしたが、建物の防火上の制限として避難経路上の幅員確保で邪魔にならないようにと要望されたことがあります。販売店もしくはメーカーに問い合わせてください。

A：このような特徴の消火機器「街かど消火ハリアー」「街かど消火栓」と同等な製品は国内（世界）にはありません。

A：主に住宅密集地です。全国で約１０００台、都内には約６００台が設置されています。　豊島区、足立区、文京区、台東区、杉並区、墨田区、品川区、横浜市　等々です。住宅地以外では神社、仏閣、文化財関係にも設置されております。

A：向こう三軒両隣で設置を考えていただくと理想ですが、町内単位程度ですとどうでしょうか？様々な公的な助成金を活用している町会、自主防災会も多くあります。訓練時の水道料金も３０名が３０秒放水しても１０円前後です。時々、先端のノズルだけ欲しい。と言われる方がおられますが、この製品の評価は、先端ノズルの新規性と消火効果の大きさです。しかし、いくらノズルがよくてもホースが不良で途中で水が届かないことがあるとすべてダメです。ホースの性能も国内では圧倒的に優れた商品です。このホースとノズルが一体となって消火効果に優れている評価を頂いております。この点もぜひご理解いただき、全体１式での販売となっておりますことをご承知ください。